多くのファンを獲得しているFirefox。
近年では、Google Chromeの対抗馬としても注目を集めています。
Firefoxを選んだ人の多くが、その安全性を理由に挙げています。
Firefoxが安全だと言われる理由は、いったいどこにあるのでしょうか?
具体的なポイントを解説していきます。
■サードパーティのトラッカーを自動でブロック
インターネットでWebサイトを利用していると、さまざまな活動を追跡されるケースがあります。
自分自身が何に関心を寄せ、どのような行動を取っているのか、「企業や広告主に知られるのは嫌だ」と感じる方も多いのではないでしょうか。
Firefoxなら、こうしたトラッカーの多くを自動でブロックしてくれます。
特別な設定をする必要はありませんから、いちいちセキュリティを確認しなくても大丈夫です。
サードパーティのトラッカーを自動でブロックすることで、インターネットの速度はさらに上昇します。
安心かつ快適に使えるネットの世界を楽しめるのが、Firefoxの特徴だと言えるでしょう。
■フィンガープリント採取と暗号通貨採掘もブロック
Firefox 67から新たに搭載されたのが、フィンガープリント採取と暗号通貨採掘をブロックする機能です。
フィンガープリント採取とは、オンライントラッキングの一つ。
さまざまな情報・設定からユーザーのプロフィールを作成し、それに基づいた広告を配信します。
一般的なトラッキングよりも侵入度が高く、いったん採取されてしまうと、しつこく付きまとわれるという特徴があるのです。
Firefoxには、このフィンガープリント採取をブロックする機能が備わっており、プライバシーを保護しています。
暗号通貨採掘とは、隠れて暗号通貨を採掘する行為を指します。
閲覧ページに専用のスクリプトを仕込んで作業させるため、CPUに負荷がかかり、動作が遅くなったりバッテリー消費が激しくなったりします。
このような有害なトラッキングに対しても、Firefoxならしっかりと対処してくれるでしょう。
■安全性と快適性を両立したプライベートブラウジング機能
閲覧履歴やCookieを残さずにWebサイトを閲覧できるプライベートブラウジング機能。
Firefox以外のブラウザにも搭載されていますが、安全性はもちろん、快適性にもこだわっているのがFirefoxならではの特徴です。
閲覧履歴や検索履歴は自動的に削除。
他のユーザーと、同じ端末を共用する場合でも、プライベートな情報にアクセスされるのを防いでくれます。
一方で、プライベートブラウジング中であっても、ログイン情報やパスワード情報の保存は可能です。
Firefoxに保存した情報を、自動入力できるので、いちいち面倒な思いをすることはありません。
■Firefoxは安全な状態で快適に使えるブラウザ
ブラウジング中の安全性を維持するため、さまざまな機能を充実させているFirefox。
とはいえ、「いくら安全でも、使い勝手の悪いブラウザはちょっと…」というのが、ユーザー側の本音ではないでしょうか。
その点、Firefoxなら安心です。
安全性と快適性の両方にこだわったブラウザで、自分自身の情報をしっかりと守りましょう。